耐震講師経歴
私、金井義雄の講師経歴です。 皆様の耐震に関する役立つツールになればと思います。ぜひご覧いただき、ご活用ください。
『カナイの耐震診断』というタイトルで講師をしました
会場:川口市立並木公民館 日時:令和4年6月28日 (一社)埼玉県建築士事務所協会川口支部 1部は耐震診断に於いて、押さえておかなければいけないこと。 2部は事例研修で、4方を構造材で囲まれていない壁があることを調査写真で説明。それは、壁基準強度を0にしなかればいけないことを解説。 3部は新耐震木造住宅の被災例を、川口支部や川口市役所建築審査課が罹災証明の支援に行った新潟県川口町の写真で説明。 それと共に、埼玉県南部から東京都にかけての地域で金井が手がけた新耐震木造住宅で、耐震診断の金物使用の実態と評点を計算したパワーポイントで解説。 まともに,Z金物が使われているのは2割ぐらい、残りはZ金物が使われていないか、使っていても釘が小さくて旧耐震木造住宅と同じ接合部Ⅳで評価したものです。接合部Ⅳで評価すると評点は1.0未満になってしまいます。
『新耐震木造住宅の真実』という講習をしました。
会場:川口市立並木公民館 日時:平成31年4月9日 (一社)埼玉県建築士事務所協会川口支部 新潟県中越地震の川口町で見た新耐震木造住宅の大破・倒壊例を写真で提示し、私の業務エリアで耐震診断・耐震補強した新耐震木造住宅の接合部仕様を写真で提示しました。かつ、接合部Ⅰ、Ⅱ、Ⅳの時の評点を計算したエクセルの表を4枚配布しました。旧耐震木造住宅と同じ接合部Ⅳで評価して、評点1.0を超えたものはありません。(評点1.0は旧耐震木造住宅をこの数字を超えて耐震補強すると補助金が出るというレベルです)8割ぐらいは、まともなZ金物の使い方をしていないので、接合部Ⅳで評価しています。新耐震木造住宅でも、8割ぐらいは最低限の耐震性に到達していません。 1981年後半~2000年前半は、2000年住宅に義務付けられた4分割法の検討をしてないので、偏心が大きくて弱点になっています。筋交い量が旧耐震木造住宅の時代に比べて多くなっているので、一番偏心の多い時代と言っても過言ではありません。ただ、耐震補強設計になると、偏心と引き抜き対策は二律背反になります。その時どうするかということを、日経ホームビルダー2013年6月号の記事『危ない軸組特集 引き抜きと偏心どちらを優先?』を使い解説しました。
ヘリテージマネージャー養成講習会講師をしました。
会場:埼玉建産連研修センター 日時:平成29年3月11日 内容は震災の現場状況と耐震についてです。 過去に行った地震被災地調査で撮影したもののうちから伝統工法を抜き出して説明しました。 思い入れで対象伝統建築の強度をアップさせることなく真実の強度を知って欲しいと思って被災写真を見てもらいました。