一般改修工事例
ヒートショックがない生活が目的のリフォーム工事です。
長い廊下の先にトイレがありました。廊下に出てからトイレや洗面所・浴室に入るなら、耐震性をあまり落とさずにできます。
高齢になってからのリフォームでは、ヒートショックを避けるプランニングが大事になります。
全体の５分の２のスペースで寝室から廊下に出ないで各設備部分に行けるプランにしました。
耐震補強にはコストをかけたくないとの意向ですが、何も考えずに行えば、現状より大幅に耐震性がダウンするプランでした。現況同等の耐震性が維持できる程度の配慮はしています。
右奥の3尺3スパン分の壁が耐震性に大きく寄与しています。右奥にあるＤＫから使えるようにするために取り除かなければなりません。新しく新設柱を建てて3尺の大強度の壁を入れました。
新設柱を入れて間仕切りの変更をしています。
既存のキッチンをシステムキッチンに入れ替えました。
トイレは手すりを取り付けています。どこにでもつくように構造用合板１２ｍｍ下地ですが、耐震上のバランスを考慮して釘間隔を広げて南側の耐震性に配慮しています。
ＤＫより左側のドアはトイレ、右側は洗面脱衣所の奥がユニットバスです。
寝室からＤＫ・トイレ・洗面脱衣室・浴室と同じ暖房圏のなかでヒートショックなしにすごせるようになりました。